妊活応援ブログ

池田麻里奈

第4回

はじめての転院

私が産婦人科を選んだのは、出産しても長くお付き合いしたい病院にしたいからでした。
この病院には、ベビーマッサージ教室やアクアビクス教室もあって、
ママ友もできるかな、という期待もありました。

だけどそれは、すべて妊娠してからの話。

妊婦さんは新しい人生をスタートしている、一番幸せな時期。

そんな人たちと一緒の待合室
赤ちゃんの泣き声、ママー!と駆け寄る子供たち・・・

いつの間にか今の私は、その教室に通う妊婦さんを目にするのも辛くなっていました。
ただの妬みですが、そんな事考えるなんて自分の心の余裕が無いのかもしれません。

あらゆる検査をしても原因は判明できず、若いから大丈夫大丈夫と医師。
私の気持ちはもう限界なのに、深刻に考えくれていない・・・と感じ、
「大丈夫」という言葉はつらいものだった。

病院でも家でも居場所がなくなって、孤独になっていた頃。
周囲から責められ続けていたので、相談というのは頭に浮かばなかった。
きっとこの世のどこかには話しを聞いてくれる人や同じ悩みを持つ人がいたかもしれません。でも探す気力もなかった。

いま、その時の自分に何か言えるなら、

・ まだ間に合うから夫婦でちゃんと話しをして、
・ 相手の行動を指摘するのではなく、どうしてそうしてほしいか自分の気持ちを伝えて、
・ 相談できる人を探して、ひとりじゃ無理だよ。

と言いたいです。

2ヶ月、引きこもり、もう不妊治療をやめるのか悩みました。
最後に、不妊専門のクリニックを受診してみよう。いまから約10年前、病院の情報サイトもなく、口コミもほぼ無かった。
でも、誰かの不妊ブログで見かけた「不妊専門クリニック」に行ってみました。

妊婦もいない、赤ちゃんが泣くこともない、
雑誌は女性誌、健康誌。「赤ちゃんがほしい」などの不妊関連の本。
静かに女性たちが待合室で座っていました。

ここは、私が居ていいんだ・・・涙が出そうなほどホッとしました。

みんな同じ目標に向かっている、同じ方向を見ている。
私だけが孤独を感じることはない。

担当の医師に一通りいままでの経過を話すと、
「さっそく薬を使ってやってみましょう」と
そして、「ご主人にも優しくね」と言われました。

ここでもう一度頑張ってみよう。気持ちが晴れたのは何ヶ月ぶりだろう。

転院をする理由はそれぞれですよね。
病院を転々としている「病院難民」や「ジプシー」という言葉があることを最近知りました。
「転院を考えているのですが、良い病院を教えて下さい」と聞かれることが多々あります。
そんな時は、どうして転院したいか、「良い病院」とは何をいうのか、を具体的に話してもらいます。

評判・口コミ
妊娠率
最新医療
通いやすい場所・時間
病院の雰囲気
医師と話しやすい
費用

妊娠した友達から「あそこの病院いいよ~」と言われても、それはきっと妊娠したからですよね。

そして私の不妊クリニック通院は始まった。

つづく

はじめての不妊治療

はじめての不妊治療の方に向けて、「不妊治療とは」「セルフチェック」「不妊治療の流れ」「治療方法」「運命の病院に出会う5つのコツ」「初めて体験」「パートナー(男性)の不妊について」「不妊治療用語集」をまとめました。

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