もくじ
母乳を卒業した後のおっぱいのケアは?
赤ちゃんが卒乳や断乳をする頃にあまり飲んでいなければ、卒乳卒業後もあまり張ることはありませんが、まだまだ出ていた場合は、赤ちゃんが突然吸わなくなると、おっぱいの中にどんどん母乳がたまってしまいます。
そのたまった母乳をそのままにしておくと乳腺炎になってしまったり、乳房が重くなり乳房を支えている腱が切れ乳房が垂れる原因になるので、おっぱいのアフターケアは大切です。

搾乳でアフターケア
断乳や卒乳後は1日数回またはおっぱいが張ってきたら圧を抜く程度の搾乳をしましょう。
出る母乳の量が減ると母乳の分泌量が減ってきます。
母乳の出る量が少なくなって来たら一度全て搾乳してしまいましょう。
その後は週に1回程度、全て搾乳することを繰り返しましょう。
段々と搾乳する間隔をあけていくと母乳は止まります。
全て搾乳した後にまたたくさんの母乳が作られてしまう人は、乳腺刺激しないように圧を抜く程度の搾乳を繰り返し、作られる量が少なくなって来たら全てを搾乳することを繰り返し作られる量を減らしましょう。
自分でのアフターケアがうまくいかないときは、母乳外来を受診しケアしてもらいましょう。
搾乳は乳腺を傷つけないようにすることが大切です。
きれいな乳房を保ちましょう
授乳を終えると乳房が垂れてしまったという悩みをよく聞きますが、授乳中からしっかりとケアしておくと元通りとはいかないものの、ある程度は垂れることを予防でできます。

母乳が作られるようになると乳房は急に重くなり、乳房をマタニティーブラジャーなどで支えずにいると、乳房を支える筋肉や腱が伸びてしまったり切れてしまい乳房を支えることができず、授乳を終えるとし元に戻ることができず、しぼんだ風船のようになってしまうのです。
そうならないために、授乳中も断乳後も乳房を支えられるブラジャーを着用しましょう。
締め付けが強いものは血流や母乳の流れを阻害するので、締め付けが弱くしっかりと支えられるものを選びましょう。
就寝中も着用することで形の崩れを予防できます。
卒乳後におっぱいが垂れないか心配
妊娠中や授乳中はどうしても乳房が妊娠前よりも大きくなり、支える腱や筋肉が重みに耐えられず切れてしまい、授乳を終えると垂れてしぼんだ風船のようになってしまうことが多のが現実です。
しかし、妊娠中からしっかりとケアを行うことで、ある程度防ぐこともできます。また、間違った搾乳方法で乳房全体を引っ張って搾乳していると垂れてしまうことがあるので注意が必要です。
妊娠中からできるおっぱいケア
妊娠すると段々と乳房が大きくなりますが、大きくなるにつれて乳房にあったブラジャーを着用し、乳房をしっかりと支えてあげることで乳房を支えている腱や筋肉が切れたり傷つくことを予防できます。
寝ている間もブラジャーを欠かさないようにしましょう。また、締め付けの強いブラジャーは乳腺の発達を阻害してしまうので、大きさにあったものを選ぶようにしましょう。
ワイヤーが固いものも血液の流れを阻害することがあるので、ノンワイヤーやソフトワイヤーの物がお勧めです。
乳房の重さに耐えられる筋肉を付けることで、断乳後に乳房が垂れることを予防できます。妊娠中からバストアップ運動を行い筋肉を鍛えてみましょう。
下記にある乳房を支えるエクササイズもおすすです。
ケアをしていなくてもまだあきらめないで
乳房のケアをせず垂れたりしぼんでしまった場合でも、乳房を支える筋肉を鍛えることでバストアップやしぼんでしまった乳房に張りが生まれることもあるので、落ち込まず前向きにバストアップに取り組んでみましょう。
下記にあるバストアップエクササイズやインターネット等で紹介されているバストアップ方法で筋肉を鍛え、ブラジャーも妊娠前に着けていたものが合わないときは買い替え、自分に合ったものを必ずちゃうようするようにしましょう。
就寝中も必ずブラジャーは付けることをおすすめします。
食べ物もバストアップに効果のあると言われている、大豆、大豆加工食品、乳製品、フルーツや野菜などを積極的に取り入れてみましょう。
間違った搾乳方法で乳房を引っ張ってしまわないように、搾乳は正しい方法で行うようにしましょう。正しい搾乳の方法はこちらです。
乳房のケアをしていないとどうしても乳房は垂れやすくなります。
しかし、ケアをしていても乳房が急激に大きくなりすぎると垂れてしまうこともありますし、授乳を終えて乳房がしぼんでしまうのは赤ちゃんのためにママが頑張った証拠でもあります。
あまり落ち込まず前向きに考えましょう。
バストアップエクササイズ
足を肩幅くらいに開き背筋はまっすぐにし腕を水平にし手のひらを合わせます。
はじめは手のひらどうしを押しあうように力を入れます。この時胸の筋肉に力が入っていることを意識します。
次は力を入れたままゆっくりと左右に動かします。 ゆっくりと元の姿勢に戻します。
常に背筋はまっすぐのまま行いましょう。
妊娠中、お腹が張るときは中止しましょう。