授乳中に乳首が痒い
授乳中はホルモンの影響で乳首が敏感になりますし、様々な刺激や汚れが付きやすいので、痒みやかぶれなどの症状が出やすくなります。
症状が進行すると痒みが止まらなくなってしまうことがあります。
授乳中に乳首の痒みが出る主な原因
- 母乳や赤ちゃんの唾液がついた
- ブラジャーや母乳パッドに母乳や汗がついて蒸れた(雑菌の繁殖)
- 乳頭が乾燥している
- 何かに感染している
- 傷がある
などです。これらにあった対処をし、痒みを抑えましょう!
原因にあった対処方法をおこないましょう
乳頭はいつも清潔に
授乳後は清潔なガーゼや脱脂綿を少し湿らせて母乳や赤ちゃんの唾液を拭きとり、雑菌が繁殖しないように清潔に保つようにしましょう。
母乳が付いたブラジャーや母乳パッドはすぐに付け替えるようにしましょう。
そうすることで雑菌の繁殖を防ぐことができます。
アルコールが入った脱脂綿やウエットティッシュで乳頭を消毒すると皮膚が乾燥する原因になるので、それらは使わないようにしましょう。

夏場や赤ちゃんをよく抱っこしている時期は汗をかきやすいので、どうしても乳房が蒸れて雑菌が繁殖しやすくなります。
汗をかいたらこまめにブラジャーや母乳パッドを取り替えたり、汗をふきとりましょう。
ブラジャーの生地の種類や締め付けで蒸れることもあるので、暑い時期は蒸れにくく乳房をしっかりと支えられるブラジャーを選ぶようにしましょう。
乾燥にはワセリンや馬油で対策
乳頭が乾燥し痒みが起きている場合は、授乳後に赤ちゃんの口に入っても安全なワセリンや馬油を乳頭に塗りましょう。
授乳前には必ず湿った布等で拭き取って下さい。
また、乾燥肌のママは皮膚の伸びが悪くひび割れやすいので、乳房が張ると妊娠線のような皮膚内部の割れが起こってしまうことがあります。
それを防ぐためにも乳房全体にワセリンや馬油などを塗り乾燥を防ぎましょう。
湿疹やただれはすぐに病院へ
乳頭に湿疹やただれがある場合は、何かの菌やウイルスに感染している可能性があります。
かゆみが強くジュクジュクとしている場合はカンジダというカビに感染していることがあります。
湿疹やただれなどの症状があるときは病院を受診して薬を処方してもらいましょう。
夏場は汗をかき蒸れ雑菌が繁殖しやすいので、こまめにブラジャーや母乳パッドを取り替えて清潔に保つようにしましょう。