おっぱいが張らなくなったと感じるときは
乳房の様子は出産後に段々と変化していきます。産後すぐの乳房は母乳が作られる量に対して赤ちゃんの飲む量が少なくカチカチに張ってしまいます。
その後、カチカチではないものの張ったような状態が続き、授乳リズムが整ってくるとそのリズムに合わせて乳房が張るようになり、しばらくすると柔らかい乳房になっていきます。
この柔らかい乳房は、赤ちゃんが吸った時にツーンという間隔の後におっぱいがたくさん出ます。
柔らかい乳房でも長時間授乳せずにいるとまたカチカチの張った乳房になります。
この柔らかい乳房の時期はおっぱいに張りを感じないことが多いので、母乳が出ていないのでは?と思うかもしれませんが母乳が出ていないわけではありません。
また、離乳食が始まると赤ちゃんが飲む量も減るので、母乳があまり作られなくなり張りを感じにくくなることもあります。
母乳が足りないときは吸わせることが大切

一度、ツーンという感覚があった後に母乳を搾って見ると、たくさんの母乳が出ていることが分かると思います。
この時母乳が放射状に飛ぶようであればば、母乳はしっかり出ています。
このような、張らないけれど母乳が出ているおっぱいはとても状態がよいので、自信を持って母乳育児を続けましょう。
しかし、様々な原因から徐々にまたは突然母乳がでなくなることもあります。
赤ちゃんの様子から母乳が足りていないと感じたときは、新生児の時のように頻繁吸わせ母乳が作られるように刺激を与えてみましょう。
また、母乳がたくさん作られるためにはバランスの良い食事とたくさんの水分、疲れをためないためにしっかり睡眠時間をとることも大切です。
いくら吸わせても母乳が出なくなってしまうこともあります。
母乳が出なくなる原因は、疲れやストレス、睡眠不足が多くその他には体質や妊娠など出る量が段々減ることがあります。
この様な原因で母乳が出なくなるのは仕方のないことでもあるのであまり悩まず、その時はミルクを足して赤ちゃんが栄養不足にならないようにしましょう。