赤ちゃんはどのように成長していくのでしょうか。
体型や知能、運動能力、遊び、生活リズムになどについて、1ヶ月ごとにご説明します。
0歳代の赤ちゃんの成長発達はとてもダイナミックです。
弱々しい新生児期から、月を追うごとに目まぐるしく成長するんですよ。
人生の中で最大の変化です。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
0ヶ月

生まれたての新生児期は生後28日目までです。
体型には、出生直後から個人差があります。
この頃の赤ちゃんは寝て、飲んで、排泄しての繰り返しですが、自分の世話をしてくれる大人のことはわかっています。
話しかけながら、愛情をもってお世話ができるといいですね。
体型
出生時の赤ちゃんは、厚生労働省の平成22年乳幼児身体発育調査によると、おおよそ次のような体型です。
男の子
身長:44.0~52.6cm
体重:2.10~3.76kg
女の子
身長:44.0~52.0cm
体重:2.13~3.67kg
知能
音や光がわかります。
30−40cmくらいの距離のものは、ぼんやりと見えるとされています。
においや、体温、声などで親が分かるとされています。
運動能力
手足を動かし、指で手のひらに触れると握ろうとしたり(把握反射)、急にびっくりしたように両手を広げて抱きつくようなしぐさをしたり(モロー反射)が見られます。
遊び
まだ目の焦点が定まらないのですが、ぼんやり見えているため、色の濃いものやコントラストとのはっきりしたものを好んで見ることがあります。
生活リズム(食事、排泄、睡眠)
授乳の間隔は定まらないことが多く、排泄も少しずつします。
この時期は排尿の回数が脱水の目安になります。
24時間で6回以上の排尿が望ましいとされています。
排便は、赤ちゃんよって回数は様々です。
生後数回は胎便といって、おなかの中で消化したものが出てきます。
深緑色〜黒っぽい粘りのある便です。
そのうち、黄色や茶色に変わり、水分を多く含んだべちょべちょうんちが出てきます。
1日のうちほとんど寝て過ごしている赤ちゃんが多いですが、個人差もあります。
1ヶ月
赤ちゃんのお世話にも少し慣れてきた頃でしょう。
まだ、生活リズムは定まらない時期です。
赤ちゃんの要求を満たしてあげると大丈夫です。
体型
生後1ヶ月の赤ちゃんは、厚生労働省の平成22年乳幼児身体発育調査によると、おおよそ次のような体型です。
男の子
身長:50.9~59.6cm
体重:3.53~5.96kg
女の子
身長:50.0~58.4cm
体重:3.39~5.45kg
知能
自分の手や人の顔を見て、「あー」「うー」と声を出し始めます。
目でものを追うしぐさを見せ始めます。
運動能力
足を動かすことができ、徐々に筋肉が発達してきます。
遊び
自分の手や袖の端をちゅぱちゅぱ舐めることがあります。
生活リズム(食事、排泄、睡眠)
授乳は、まだ間隔が整わなくても大丈夫。
まだ胃がとても小さいので、あまりたくさん飲めないことが多いです。
排泄は、やはり24時間で6回以上が目安で、排便回数は様々です。
水分を多く含んだ便をしていれば良いとされています。
睡眠は、昼間は起きがち、夜は授乳したら寝るというおおよそのパターンができる赤ちゃんもいます。
でも、お出かけなど普段と違うスケジュールで活動したときには、いつものパターンが狂うことも珍しくありません。
2ヶ月
生後2ヶ月の赤ちゃんは、体重が順調に増えていると、ほっぺがぷっくりとしてきます。
太ももも太くなり、全体的にふくよかになります。
母乳やミルクの飲み方も、うまく早くなり、授乳時間が短くなる赤ちゃんもいます。
体型
生後2ヶ月の赤ちゃんは、厚生労働省の平成22年乳幼児身体発育調査によると、おおよそ次のような体型です。
男の子
身長:54.5~63.2cm
体重:4.41~7.18kg
女の子
身長:53.3~61.7cm
体重:4.19~6.67kg
知能
始めは、周囲に無関係ですが、次第に周囲に反応して笑うことがあります。
言葉のような発声(なん語)も見られます。
運動能力
腕や足を伸ばしたり、ものを持たせるとぎゅっと握ることができるようになります。
遊び
手足を元気よく動かして、機嫌よく遊んでいることがあります。
生活リズム(食事、排泄、睡眠)
授乳は、新生児期よりも上手に飲めるようになってくるので、時間が短縮することが多いでしょう。
まだ、吐き戻しがあっても大丈夫です。
排泄は、母乳やミルクが充分に飲めていると尿も便もよく出ます。
便は、新生児に比べると水分が少なくなってきます。
色は、緑、黄色、茶色など様々です。
だんだんと昼夜の区別がつく時期になってきます。
昼間に起きている時間が増えてくるでしょう。
3ヶ月

生後3ヶ月の赤ちゃんは、生まれた時の体重の約2倍になると言われています。
どんどん大きくなっていきますね。
周りにも意識が行くようになり、キョロキョロと見回す様子が見られます。
体型
生後3ヶ月の赤ちゃんは、厚生労働省の平成22年乳幼児身体発育調査によると、おおよそ次のような体型です。
男の子
身長:57.5~66.1cm
体重:5.12~8.07kg
女の子
身長:56.0~64.5cm
体重:4.84~7.53kg
知能
周囲に関心を示し、動くものに興味が出てきます。
授乳中によそ見をすることもあります。
運動能力
首の周囲の筋肉が発達してきて、しっかりとしてきます。
うつ伏せにすると短時間首を持ち上げることができるようになります。
遊び
自分の手や足をなめたり、じっと見たりしています。
活発に手足を動かして、身体が少しずつ上や横にずれることもあります。
生活リズム(食事、排泄、睡眠)
授乳の回数や間隔が定まりつつある時期です。
授乳の後も起きていることが多くなって来る時期です。
ご機嫌にしている時間も増えるでしょう。
夜の睡眠は、まだ夜通しではありません。
よる1−2回はおなかが空いて起きる赤ちゃんが多いです。
4ヶ月
生後4ヶ月たつと、さらにふっくらとした体型になってきます。
体重の増え方は、これまでに比べるとゆるやかになってきます。
あやすと笑い、首も座ってくる頃ですね。
体型
生後4ヶ月の赤ちゃんは、厚生労働省の平成22年乳幼児身体発育調査によると、おおよそ次のような体型です。
男の子
身長:59.9~68.5cm
体重:5.67~8.72kg
女の子
身長:58.2~66.8cm
体重:5.35~8.18kg
3−4か月健診がありますので、気になる方は相談しましょう。
知能
あやすとよく笑うようになります。
見えない方から声をかけると、声のする方を見ようとします。
運動能力
首がすわる頃です。
手足や首、背中などの筋肉も発達してきて、しっかりと動かすようになります。
うつ伏せに寝かせてみると、顔を持ち上げたり、両脇で支えると短時間座れるようになってきます。
手に触ったものをつかもうとする動作が現れます。
遊び
音に敏感になってきます。
音の出るおもちゃを握って、自分で動かして遊ぶことができるようになるでしょう。
歌を歌ってあげると喜びます。
生活リズム(食事、排泄、睡眠)
個人差がありますが、授乳時間がある程度予測できるようになります。
夜は、よく寝る赤ちゃんも増えてきますが、これも赤ちゃんによって様々です。
この時期に、夜中も授乳で起きることは普通です。
赤ちゃんがほしがるときに授乳しましょう。
排泄も1日の回数が整ってくるでしょう。
昼間の寝る時間が、ある程度予測できるようになることもあります。
夜も続けて5−6時間眠れる赤ちゃんもいます。
5ヶ月

首がすわり、抱っこが楽になってくる頃ですね。
よだれが多くなって、離乳食の受け入れ準備が整いつつある時期です。
体型
生後5ヶ月の赤ちゃんは、厚生労働省の平成22年乳幼児身体発育調査によると、おおよそ次のような体型です。
男の子
身長:61.9~70.4cm
体重:6.10~9.20kg
女の子
身長:60.1~68.7cm
体重:5.74~8.67kg
知能
ものつかんだり、自分の手や足を認識できるようになります。
運動能力
寝返りができるようになる赤ちゃんもいます。
ベッドから落ちないように気をつけて。
日中は、マットなどを敷いて、赤ちゃんが自由に動けるように見守ってあげられるといいですね。
遊び
自分の足や手をなめて遊ぶことがあります。
手につかめるおもちゃを握って、振って遊ぶことができます。
生活リズム(食事、排泄、睡眠)
母乳やミルクもたくさん短時間で飲めるようになっています。
よだれが多くなってきます。
排泄も順調であれば、問題ありません。
夜の睡眠状態は、様々ですが、続けて眠れる赤ちゃんも多いです。
6ヶ月
生後6ヶ月頃になると、体重増加は段々とゆるやかになります。
「大柄」「小柄」という体型も個人差が出てきます。
色々な声色が出せるようになります。
体型
生後6ヶ月の赤ちゃんは、厚生労働省の平成22年乳幼児身体発育調査によると、おおよそ次のような体型です。
男の子
身長:63.6~72.1cm
体重:6.44~9.57kg
女の子
身長:61.7~70.4cm
体重:6.06~9.05kg
知能
家族に話しかけるような声を出すことがあります。
運動能力
寝返りができるようになる赤ちゃんが多くなります。
支えると座れるようになります。
そばにあるおもちゃに手を伸ばしてつかもうとします。
遊び
見えたものを自分で掴んで目の前で振ったり、なめたりする遊びも盛んです。
動作はますます活発になりますので、身体を締め付けない衣服を選びましょう。
生活リズム(食事、排泄、睡眠)
よだれが多く、食べ物に興味を示したり、支えると座れたりするようであれば、離乳食を開始してもいい時期です。
離乳食が始まると、便がこれまでよりも固くなったり、回数が減ったりすることがあります。
機嫌がよく、睡眠や授乳の状態がいつもと変わりなければ大丈夫です。
睡眠は、これまでよく寝ていた赤ちゃんが起きるようになることもあります。
様々なことに反応ができるようになってきています。
お母さんからもらった免疫が低下しますので、発熱や下痢など病気をしやすい時期になります。
7ヶ月

生後7ヶ月になると、体つきもしっかりしてきます。
Tシャツなどかぶるタイプの洋服も着せられるようになります。
ベビーカーにも座って乗ることができるようになってきます。
外の色々なものが見えて、散歩が楽しくなる時期ですね。
体型
生後7ヶ月の赤ちゃんは、厚生労働省の平成22年乳幼児身体発育調査によると、おおよそ次のような体型です。
男の子
身長:65.0~73.6cm
体重:6.73~9.87kg
女の子
身長:63.1~71.9cm
体重:6.32~9.37kg
知能
自分の家族と他人を区別することができるようになり、人見知りをする時期です。
個人差がありますので、その度合いは様々です。
人見知りをしない赤ちゃん、お母さん以外はだめな赤ちゃんなど、色々です。
運動能力
おすわりのときに手を前についていることが多いです。
指を使ってものをつまめるようになります。
遊び
高い高いをしてあげると喜びます。
飛び出したり、音がしたりするおもちゃなど、喜ぶでしょう。
生活リズム(食事、排泄、睡眠)
離乳食が調子よく進んでいるようなら、この頃から1日2回(午前1回と午後1回)あげてみましょう。
よく食べていても、まだ母乳やミルクから栄養が必要な時期です。
母乳やミルクも与えていきましょう。
食事に合わせて、排便の様子も変わっていきます。
水分の少ないうんちが出るかもしれませんが、様子を見ていきましょう。
睡眠状態は、まとまって眠ることができるようになる赤ちゃんも多いですが、夜の授乳がまだ必要な赤ちゃんもいます。
8ヶ月
生後8ヶ月になると、自分で座って遊べるようになったり、はいはいで予想しない場所に行ってしまったりと、その行動にびっくりするかもしれません。
大きい赤ちゃんや小さい赤ちゃん、ぽっちゃり型や細めの赤ちゃん、色々な体型の個人差があります。
体型
生後8ヶ月の赤ちゃんは、厚生労働省の平成22年乳幼児身体発育調査によると、おおよそ次のような体型です。
男の子
身長:66.3~75.0cm
体重:6.96~10.14kg
女の子
身長:64.4~73.2cm
体重:6.53~9.63kg
知能
好き嫌いが出てくることがあります。
気に入らないと、ものをひっくり返りたり、泣いたりします。
運動能力
一人で座れるようになる赤ちゃんが多いです。
はいはいを始める赤ちゃんもいます。
ずいばいといって、腹ばいのまま後ろに進んだり、同じところをぐるぐる回ったりすることもあります。
遊び
色々なものに興味を示し、触ろうとします。
それをなめて確認し、振ったり、転がしたりして遊びます。
「いないいないばあ」も好きですよ。
多少動けるようになると事故に注意です。
生活リズム(食事、排泄、睡眠)
離乳食が調子よく進んでいると、1日に2回(午前1回と午後1回)になっている時期です。
スプーンを自分で持ちたがったり、こぼしたりします。
好きなキャラクターの食器やエプロンなどを使って、食事を楽しめるようになるといいですね。
離乳食の進み具合によって、排泄回数などが変わってくるかもしれません。
便秘のときは、りんごやバナナなどの食物繊維を含んだものを与えてみてくださいね。
下痢のときで、食欲がない場合は、水分を充分に与えて、食事は食欲に合わせて与えましょう。
睡眠は、個人差がありますが、まだ夜の授乳に起きる赤ちゃんも多い頃です。
9ヶ月

生後9ヶ月になると、身体の発達は緩やかになり、精神面の発達が目立ってきます。
後追いも始まる時期で、トイレにも入って来ようとします。
体型
生後9ヶ月の赤ちゃんは、厚生労働省の平成22年乳幼児身体発育調査によると、おおよそ次のような体型です。
男の子
身長:67.4~76.2cm
体重:7.16~10.37kg
女の子
身長:65.5~74.5cm
体重:6.71~9.85kg
知能
他人とママのとの区別がつき、ママの姿が見えないと、泣き出したり、周囲を探したりして、後追いを始めます。
一人で遊ぶ時間も増えてくるのですが、ママの姿を時々確認しながら、遊びます。
呼ばれたり、探していたら、「ここだよ」と安心させてあげるといいですね。
運動能力
はいはいの動きが早くなったり、スムーズになります。
つかまり立ちをする赤ちゃんもいます。
親指とその他の指でものをつかむこともできるようになり、器用になってきます。
遊び
手をぱちぱちをたたくなど、大人のまねをして楽しむことができます。
色々な動作を一緒にやって、「できたー、ばんざーい!」と大げさなジェスチャーをすると喜びます。
手遊び歌も好きですよ。
生活リズム(食事、排泄、睡眠)
離乳食が1日2回食べられるようになったら、3回へ増やしてもいいですね。
遊び食べや食べむらが出てくる時期ですが、あまり無理強いせずに、料理方法などを変えて工夫してみてください。
赤ちゃんは気まぐれなこともありますので、「昨日はだめだったけど、今日は大丈夫かも」と繰り返しやってみましょう。
排泄は、離乳食が進むと水分が不足する可能性があります。
ミルクの量や母乳の回数が減ってきたら、意識して水分補給をしてくださいね。
睡眠状態は、様々ですが、お昼寝が1日1回になる赤ちゃんもいます。
10ヶ月
生後10か月になると、身体の成長はゆるやかですが、「ワンワン」など、意味を持つ言葉が出てくることもあります。
動作やことばも、ひとのまねができるようになります。
活動的になってくる頃ですね。
体型
生後10ヶ月の赤ちゃんは、厚生労働省の平成22年乳幼児身体発育調査によると、おおよそ次のような体型です。
男の子
身長:68.4~77.4cm
体重:7.34~10.59kg
女の子
身長:66.5~75.6cm
体重:6.86~10.06kg
知能
生後10ヶ月頃から1歳頃にかけて、「ワンワン」「ブーブー」など、「意味」を持つ言葉が出てくるようになってきます。
赤ちゃんの言葉には、個人差がありますので、この頃に意味を持つ言葉を発しない赤ちゃんもいます。
「赤ちゃんの言葉を繰り返してあげる」「赤ちゃんが言いたいことを代弁してあげる」「普通に話しかける」など、赤ちゃんにたくさんの言葉掛けをしてあげられるといいですね。
運動能力
つかまり立ちができ、つたい歩きが可能になります。
手でも身体を支えますので、手の力も強くなってきます。
遊び
パとパチと手をたたいたり、「おつむてんてん」などの身振りをまねします。
盛んにおしゃべりをして、音声をまねようとしますので、ゆっくりと繰り返してあげるといいですね。
こちょこちょもすきなので、足や脇腹などくすぐってあげると喜びます。
生活リズム(食事、排泄、睡眠)
食事は、色々なものを食べられるようになってきますが、まだ味付けは必要ないとされています。
食材そのものの味やだしの味で充分だと言われています。
赤ちゃんの食欲やに食べむら、好き嫌いに合わせて工夫できるといいですね。
排泄は、動きが活発になるにつれて、おむつ交換が難しくなります。
パンツタイプに変えてもいい時期ですね。
睡眠状態は、おおよそ時間などが決まってきて、その時間になると眠そうにすることがあります。
お昼寝や夜の授乳もまだ続く頃です。
11ヶ月

11ヶ月の赤ちゃんは、個人差がありますが、体重や身長などは大幅には増えてこない時期です。
これまでの運動能力に磨きがかかり、早くできるようになります。
手の動きも器用さを増してきます。
様々なものに興味を示し、触ります。
だんだん目が離せなくなってくる頃です。
体型
生後11ヶ月の赤ちゃんは、厚生労働省の平成22年乳幼児身体発育調査によると、おおよそ次のような体型です。
男の子
身長:69.4~78.5cm
体重:7.51~10.82kg
女の子
身長:67.4~76.7cm
体重:7.02~10.27kg
知能
周囲への関心が高まり、コミュニケーションを取ろうとして、様々な声を出したりまねたりします。
自分の主張をする場面も出てきます。
「ちょうだい」と言って手を出すと、持っているものを渡してくれます。
運動能力
つかまり立ちが安定してきたり、数秒一人で立てるようになったりできる赤ちゃんもいます。
興味をひくものを手に取り、ふたを開けようとしてみたり、、本をめくってみたりと複雑な手の動きもできるようになります。
リモコンや携帯電話も好きで、ボタンを押して楽しそうに遊ぶ様子も見られます。
なげて壊れることも考えられます。
触ってほしくないものは、手の届かない場所へ移動しましょう。
遊び
音楽に合わせてリズムを取ったり、踊ったりと身体を動かす遊びも好きです。
ボールを転がすこともできるようになってきますので、転がしたり、追いかけたりして遊ぶといいですね。
無理のないように、赤ちゃんの身体の動きをサポートしながらやってみましょう。
鏡に赤ちゃんを映してみましょう。
自分が映っていることがわかります。
ママもパパも一緒に映って、反応を見ても楽しめます。
生活リズム(食事、排泄、睡眠)
離乳食は3回になる頃です。
おなかがすくと、食べ物をせがんでくることもあるでしょう。
好き嫌いや食べむらが続いているかもしれません。
工夫して、根気よく与えていきましょう。
排泄は、食べたら出るようになっていることもあります。
引き続き、初めて食べるものは、少量から与えるようにしましょう。
睡眠は、昼間の活動が活発になると、睡眠も深くなります。
でも、夜泣きをする赤ちゃんもいます。
夜泣きに付き合っていると、寝不足になり、体力的にもきついですが、必ずおさまるときが来ます。
1歳半頃までには、落ち着くことが多いとされています。
まとめ
0歳児の成長発達の目安について、1ヶ月ごとに見てきましたが、いかがでしたか?
弱々しい新生児から、たったの1年でこれほどの変化があるとは、驚きではないでしょうか。
でも、成長発達には個人差があります。
各月齢の身長や体重の数字に当てはまっていなくても、成長曲線に沿ってこの赤ちゃんなりに増えていれば問題ありません。
心配な時には、医師に相談しましょう。
赤ちゃんの発達する様子を、楽しみに見守ることができるといいですね。
参考文献
1. 厚生労働省 平成22年乳幼児身体発育調査 調査結果の概要