哺乳瓶の消毒はどれくらいすればいいの?【看護師が解説】

4ヶ月男の子ミルク

もくじ

生まれて間もない赤ちゃんは抵抗力が弱いため、できるだけ清潔な状態で哺乳瓶を使用するのが望ましいとされています。

哺乳瓶は洗った後に消毒するのが一般的ですが、具体的にどのような方法をとればよいのか迷うこともありますよね。

さらに、赤ちゃんが成長してくると、いつまで消毒を続けるべきか悩むママもいるのではないでしょうか。

今回は哺乳瓶の消毒方法や、メリット、デメリット、オススメのグッズについて、さらに消毒をいつまで続ける必要があるのか、やめ方のコツも併せてご説明します。

哺乳瓶の消毒は必要?

4ヶ月男の子ミルク

哺乳瓶の消毒の必要性や、消毒をやめても良い時期、消毒をやめる時のコツについて説明します。

哺乳瓶を消毒する理由

ミルクは栄養価が高いため、それを入れる哺乳瓶は雑菌が繁殖しやすい環境にあります。

生まれたばかりの赤ちゃんは抵抗力が弱いので、さまざまな雑菌やウイルスから赤ちゃんを守るために、直接口にいれる哺乳瓶は使用するたびに消毒をする必要があります。

特に哺乳瓶の乳首は複雑な形状をしていて、ミルクの汚れがたまりやすいので、消毒する前にしっかり洗浄して汚れを落としましょう。

哺乳瓶消毒はいつまで続けるの?

哺乳瓶消毒をいつまで続けるのか明確な決まりはありませんが、生後6か月頃になると赤ちゃん自身が作り出す抗体が増え、免疫力がつき始めると言われています。

このことから、生後6ヶ月頃が哺乳瓶消毒を卒業する目安となることが多いようです。

哺乳瓶消毒をやめる時のコツ

赤ちゃんの抵抗力が弱っているときに哺乳瓶の消毒をやめると、体調が悪化する原因につながることもあります。

哺乳瓶消毒を卒業する月齢はあくまで目安なので、赤ちゃんの体調や気候に応じて決めましょう。

また、生後6か月頃の赤ちゃんの免疫力はまだ大人の半分程度で、1歳でも75%程度だそうです。

このように、赤ちゃんは大人と比べるとまだ免疫力が弱いため、体内にほんの少しウイルスが入るだけでも体調が変化しやすいです。

よって、哺乳瓶の消毒を一気にやめるのではなく、赤ちゃんの体調を見ながら徐々に消毒する回数を減らしていく方が安心です。

哺乳瓶消毒を卒業した後に気を付けること

体調や季節に応じて消毒を再開しても良い

特に梅雨や夏場は雑菌が繁殖しやすい時期なので、すでに消毒をやめていたとしても、消毒を再開しても良いでしょう。

また、赤ちゃんが風邪をひいたり抵抗力が弱っている時には、念のため哺乳瓶の消毒をしておくと安心です。

すぐに哺乳瓶を洗えないときは念のため消毒を

外出先でミルクをあげる場合は、ミルクをあげた後すぐに哺乳瓶を洗えないことも多いですよね。

すぐに汚れを落とせない場合はどうしても雑菌が繁殖しやすいため、洗浄の後に消毒をしておいた方が良いでしょう。

消毒と洗浄は違う?

似ている言葉である「消毒」と「洗浄」の違いについて説明し、洗浄をする時に持っていると便利なグッズも併せてご紹介します。

消毒と洗浄の違い

  • 洗浄:汚れを物理的に落とすこと
  • 消毒:病原となる微生物をなくすこと

目に見えない汚れも含め、「汚れ」を落とすという洗浄と、病原となる「微生物」をなくすという消毒は根本的に異なるものですが、実は密接な関係があります。

例えば、汚れが残っている状態で消毒しても、病原微生物をなくすことはできませんよね。

汚れが微生物のエサとなって増殖することもあるので、きちんと汚れを落として清潔にした状態で消毒を行う必要があります。

哺乳瓶も同様で、ミルクをあげたら哺乳瓶を丁寧に洗浄し、汚れを落としてから消毒を行いましょう。

消毒する前にしっかり洗浄することが大切

ミルクは栄養価が高いため、汚れが残ったままにしておくと雑菌が繁殖する原因になります。

哺乳瓶の底や哺乳瓶の乳首にはミルクが残りやすいため、特に注意が必要です。

哺乳瓶を洗うときにあると便利なもの

哺乳瓶用のボトルブラシ

普通の食器洗い用スポンジで哺乳瓶を洗っても底まで届かないことがあるので、ボトル洗い用のブラシがあると便利です。

哺乳瓶メーカーが販売しているボトルブラシにこだわる必要はなく、100円均一で売っているようなものでも大丈夫です。

ガラス製の哺乳瓶であればナイロンブラシでも大丈夫ですが、プラスチック製の哺乳瓶の場合は傷が残らないように柔らかいスポンジタイプのものを選ぶようにしましょう。

乳首専用のブラシ

ボトルブラシでは哺乳瓶の乳首の内側部分が洗いにくいので、乳首の形に合った小さなブラシがあると便利です。

哺乳瓶洗浄に使用する洗剤には何を使う?

普通の洗剤で哺乳瓶を洗ってもしっかりすすげば問題はありませんが、まだ赤ちゃんの月齢が浅いうちは大人と同じ洗剤を使うことに抵抗があるママもいるかもしれません。

もし気になるようであれば、赤ちゃん用の低刺激な洗剤を使っても良いでしょう。

哺乳瓶用洗浄剤の紹介

哺乳瓶洗浄にオススメの、赤ちゃん用の低刺激洗浄剤をいくつかご紹介します。

哺乳瓶洗浄にオススメの洗剤①ピジョン 哺乳びん野菜洗い

ピジョンの哺乳びん野菜洗いは、100%食品用原料成分の洗剤です。

無リン・無着色で、植物性の原料を使っているので、赤ちゃんにも安心して使うことができます。

哺乳瓶や乳首だけでなく、赤ちゃんが口に入れるおもちゃなどのベビーグッズ、野菜、フルーツなどの洗浄にも使用できます。

スポンジの除菌までできる優れものなので、多くのママに愛用されています。

  • 内容量:800ml(詰め替え用は700mlと1.4ℓの2種類あり)
  • 税込価格:580円
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哺乳瓶洗浄にオススメの洗剤②洗剤ミルトン 哺乳びん・さく乳器・野菜洗い

ミルトンの洗剤も、100%食品用原料成分で作られている無添加洗剤です。

哺乳びんや乳首、搾乳機をはじめとするベビーグッズのほか、離乳食用の食器や野菜、フルーツの洗浄にも使えます。

こちらの商品も便利な詰め替え用があり、安心して長く使える商品です。

  • 内容量:750ml(詰め替え用は650ml)
  • 税込価格:843円
洗剤Milton(ミルトン) 哺乳びん・さく乳器・野菜洗い 750ml
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消毒方法

哺乳瓶の消毒方法には煮沸消毒、薬液消毒、電子レンジ消毒の3種類があります。

それぞれの消毒方法やメリット、デメリットについて説明します。

哺乳瓶の消毒方法①煮沸消毒

鍋にたっぷりの水を入れて火にかけ、沸騰したら哺乳瓶を入れて3〜5分間煮沸したら消毒完了です。

取り出すときは専用の哺乳瓶バサミや菜箸などを利用して、やけどに気をつけてください。

メリット

新たに物品を揃える必要がなく、家にあるもので消毒ができるので経済的です。

実家に帰省するなど消毒グッズが荷物になる場合でも、鍋さえあれば簡単にその場で煮沸消毒できます。

デメリット

消毒をするたびにお湯を温めなければならず、手間がかかることがデメリットです。

火を使うため、火傷に気を付ける必要があります。

また煮沸時はとても高温になるため、プラスチック製の哺乳瓶などは変形や破損の恐れがあります。

消毒する物品の耐熱温度を確認してから煮沸するようにしましょう。

哺乳瓶の消毒方法②薬液消毒

大きな容器に専用の薬剤と水を入れ、哺乳瓶をその薬液に一定時間つけ込む消毒方法です。

薬液に含まれる次亜塩素酸ナトリウムの作用で消毒効果が発揮されます。

メリット

薬液にそのままつけておくだけで消毒ができ、使う前にすすぐ必要もないので、手軽で衛生的に消毒できます。

外出場所や旅行の時はわざわざ大きな容器を持っていかなくても、ジップロックやタッパーなどで代用可能です。

デメリット

薬剤と薬液を貯めるための容器が必要になり、場所をとることがデメリットです。

また、薬液に一定時間つけておく必要があるため、他の消毒方法に比べて時間がかかります。

中には、消毒液に含まれる次亜塩素酸の独特な臭いが苦手と感じる方もいるようです。

哺乳瓶の消毒方法③電子レンジ消毒

専用の容器に哺乳瓶と規定量の水を入れて、電子レンジで温めてスチーム消毒する方法です。

容器の大きさや電子レンジのワット数に応じて、消毒に要する時間が変わります。

メリット

熱湯を用意する必要や薬液を作る必要がなく、一番手間が少ないことがメリットです。

専用の容器に入れて電子レンジのボタンを押すだけで消毒ができるので、とても簡単です。

また、消毒後もそのままの容器で哺乳瓶を保管できるので、哺乳瓶を衛生的に保つことができます。

デメリット

消毒後の哺乳瓶は熱くなるため、取り出すときの火傷に注意する必要があります。

また、哺乳瓶の破損を防ぐためにも、説明書の指示通りのワット数や時間を守るようにしましょう。

消毒方法を選ぶコツ

哺乳瓶の消毒方法を選ぶコツは、「どの消毒方法が一番安全なのか」を考えるよりも、「どの消毒方法が自分に一番合っているか」を考えることです。

赤ちゃんにが生まれて間もないころは慣れない育児でとても忙しいので、哺乳瓶の消毒は簡単にできるものを選んだ方が安心です。

それぞれの消毒方法のメリットやデメリットを踏まえて、自分がやりやすいと感じる消毒方法を選びましょう。

自分で決めかねる場合は、知り合いや先輩ママの意見を参考にしてみても良いですね。

おススメ消毒グッズ

哺乳瓶の消毒におすすめのグッズをいくつかピックアップして紹介します。

薬液消毒にオススメ①ピジョン ミルクポン 液体タイプ

ピジョンのミルクポン液体タイプは、多くのママに愛されている商品です。

哺乳瓶を薬液に1時間つけ置きするだけで手軽に除菌ができ、一度薬液を作れば24時間取り替えることなくそのまま使えます。

さらに使う直前までつけておくことができるので、消毒しながら衛生的に保管もできます。

  • 内容量:1050ml
  • 税込価格:698円
【第2類医薬品】ミルクポン 1050mL
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薬液消毒にオススメ②ピジョン ミルクポン 顆粒タイプ

ミルクポンは液体タイプだけでなく、スティック状に個包装された顆粒タイプも販売されています。

顆粒タイプは軽くて持ち運びも楽ですし、使う時にわざわざ計量せずにすむのでとても便利です。

  • 内容量:60包入り
  • 税込価格:1269円

薬液消毒にオススメ③ミルトン 液体タイプ

ミルトンの商品も、ピジョンの製品と同様で薬液に1時間つけるだけで手軽に消毒ができます。

他の製品と比べてやや高めのお値段になっているようですが、ミルトン製品は400ml、1000ml、3000mlの3種類から選ぶことができるので、使用頻度によって使い分けられて便利です。

赤ちゃんの月齢が浅いうちは使用頻度が高く、消毒液がすぐになくなるので、3000mlのものを購入しておけば長く使うことができていいですね。

  • 内容量:1000ml
  • 税込価格:1274円
【第2類医薬品】ミルトン 1000mL
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薬液消毒にオススメのグッズ④ミルトン 錠剤タイプ

ミルトンの商品には錠剤タイプもあり、コンパクトで持ち運びしやすく、とても便利です。

また、パッケージが子どもの手だと開けにくい、しっかりした構造になっているのも安心できるポイントです。

  • 内容量:60錠
  • 税込価格:1428円
ミルトン Milton CP チャイルドプルーフ 60錠 (哺乳瓶・搾乳器用 洗浄剤)
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薬液消毒にオススメ⑤チュチュベビーつけるだけ

チュチュベビーの薬液消毒も他の製品と同様、薬液に1時間つけこむだけで手軽に消毒ができます。

チュチュベビーの薬液消毒は他の商品と比べて値段が安く、コストパフォーマンス抜群だと人気の商品です。

  • 内容量:1100ml
  • 税込価格:597円
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電子レンジ消毒にオススメ①ピジョン 電子レンジスチーム & 薬液消毒ケース

水50mlを測って哺乳瓶と一緒に容器に入れ、電子レンジで約5分温めれば消毒完了です。

マグマグやおしゃぶりなども一緒に消毒可能で、部品が取り外しやすく、全て洗えるので衛生的に使うことができます。

哺乳瓶3本をまとめて消毒・収納ができるので、消毒後もそのまま保管できて便利です。

また電子レンジ消毒以外にも、薬液消毒用のケースとしても使うことができます。

  • 収納:哺乳瓶3セット
  • 税込価格:1719円

電子レンジ消毒にオススメ②コンビ 電子レンジ除菌&保管ケース 除菌じょ~ず

コンビの商品もピジョン製品と同様、電子レンジで約5分で手間なく消毒ができ、哺乳瓶3本まで消毒・収納可能です。

こちらの製品は容器の中にある専用の給水口にそのまま水を入れるタイプなので、水の量を測る手間が省けて便利です。

また、ケースは薬液消毒にも使用できます。

  • 収納:哺乳瓶3セット
  • 税込価格:2119円
【日本製】コンビ 電子レンジ除菌&保管ケース 除菌じょ~ずα バニラ
コンビ
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電子レンジ消毒にオススメ③レック Dream Collection 電子レンジ用 ほ乳びん 消毒器

大ヒットシリーズ「激落ちくん」などを販売している「レック」の商品は、電子レンジで約3分で哺乳瓶の消毒ができる優れものです。

哺乳瓶は1本しか入りませんが、その分コンパクトで置く場所にも困りません。

また哺乳瓶消毒として使わなくなった後は、蒸し器や瓶の消毒器として使用できるので、長く使えてコストパフォーマンス抜群です。

  • 収納:哺乳瓶1セット
  • 税込価格:1069円
レック Dream Collection 電子レンジ用 ほ乳びん 消毒器 T-214
レック
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まとめ

哺乳瓶は赤ちゃんの口に直接触れるものなので、清潔に保っておきたいですよね。

消毒は手間がかかるものですが、赤ちゃんがある程度の月齢になるまではできるだけ続けてあげましょう。

また、こちらの記事でご紹介した通り、哺乳瓶の消毒方法には3種類の方法があります。

ご自身がやりやすく、負担なく続けられる消毒方法を選びましょう。

オススメのグッズもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。