神戸蘭子さんの「ポジティブ妊活」

第4回

タイミング指導がスタート

薬を飲んで、指導を受けて、生理がきて…の繰り返し

多嚢胞性卵巣症候群と診断されたその日に、お薬(クロミッド=排卵誘発薬)をいただいて帰りました。帰ってから夫にもそのことについて話をしたんですが、とにかく私の頭の中が真っ白だったので、あまり記憶がないんです。そのとき診察していただいた施設は、不妊専門の病院じゃなかったので、何回か繰り返してだめだったときは、専門の病院に移動したほうがいいかも…というような話はしたように思います。
治療としては、2カ月近く来ていなかった生理を起こすために、まずはいったんやめていたピルを再び飲み始めました。生理が来たらクロミッドを飲んで、その後に卵胞チェックなどをして、クロミッドの効果をみて…。その結果、片方の卵巣の卵は先生も関心するくらい成長していたんです。少し期待しながらタイミング指導を受けたんですが、まあそんなに簡単に妊娠することはできず…。
それからは、クロミッドを飲んで、卵胞チェックのために病院へ行って、タイミングをとって、生理が来て落ち込んで、また病院へ行って…の繰り返しの日々が始まりました。
治療については自分でもインターネットなどで少し調べるようになったんですが、クロミッドを飲み続けると子宮内膜が薄くなる場合があるということを知って、不安になったこともありましたね。たまたま友達が同じような治療をしてお薬を飲んでいたようなんですが、彼女はお腹に水がたまって、妊活をしばらく休まないといけない状況になってしまったらしくて。それを聞いたときは私もこわくなってしまいました。

悲しさのあまり通院をやめたことも

病院へ行って生理がきて落ち込んでっていうことを何度も繰り返しているうちに、なんだかもう悲しくなってしまって、通院するのをしばらく休んだこともありました。「あきらめていたころに自然妊娠しました!」みたいな話ってよく聞くじゃないですか。だから“私も何もしないほうが意外に妊娠するんじゃないか?”と思って、お薬を飲むのやめてみたり…。でもやっぱり妊娠できないんですよね。
2年弱くらい通い続けた頃、その病院ではそれ以上の治療はできなかったので、そろそろ他の病院を探さないと、と思い始めていました。友達が先に専門病院で治療を始めていたので、その話を聞いたりして。長く診ていただいていた先生だったので、新しい病院に行くことに戸惑いはあったんですが、「あと数回繰り返してダメだったら、転院しよう!」と私の中ではカウントダウンしていたんです。

これで最後の治療!と決めたときに

この病院ではこれで最後!と決めてのぞんだ治療では、タイミングをとった後、生理もこないし、いつもと違ってお腹がピリピリと張ってる感じがしました。「もしかしたら?」という気持ちも少しありましたが、妊活されている方はみなさんそうだと思うんですけど、そのあたりの時期のメンタルって、すごく繊細じゃないですか(笑)。期待したぶんだけ、だめだったときの落ち込みも大きいですよね。私の場合、お腹が少し張っているような感じだったので、「また悪くなったのかな」と思ったり。ネットで検索してみると、妊娠の兆候っていう良い情報もあれば、お腹に水がたまっているという悪い情報もでてきて、期待と不安と入り混じった状態でした。
ちょうどその頃、関西でわりとハードなお仕事があったんですね。その前に検査をして、もしだめだったら、仕事ができるような精神状態じゃいられなくなると思って、4日間くらいは検査を我慢したのを覚えています。結局、我慢しきれずに検査薬を使っちゃったんですけど(笑)、それでついに妊娠反応が!もう本当にうれしかったです。泣きながら夫に電話して、夫もすごく喜んでくれました。

次回は私が妊活中に気をつけていたことについてお話しますね。


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