子宝を授かる、風水アドバイス

第17回

ベビ待ち期間はムダじゃない

あなたの心に共感する占い師、星読み師☆takaこと中島多加仁(なかしまたかひと)です。
今回は風水からちょっと離れて、メンタリティに関する話をしたいと思います。

人を傷つける無神経な言葉って、日常生活にたくさんあふれていますよね。
あなたは今、あなたの友達や身内からの言葉に傷ついているかもしれません。

なかなか赤ちゃんができない時間は無駄でしょうか?
そんなことはないはずです。
もしかするとあなたは、バランスのとれた食生活を心がけ、適度な運動を取り入れ、規則正しい睡眠をしているかもしれませんね。
過去にタバコを吸っていたことがあっても、いまは禁煙してるのではないでしょうか。

『妊娠しない焦り』からの脱却!
赤ちゃんが欲しいのでセルフケアをして、基礎体温を付けて頑張っている。
専門の病院に通って不妊治療を受けているのに妊娠しない。
「今月こそは!」と期待しては生理が来てガッカリ。
こんなことを繰り返していると、心身ともに疲れを感じるようになります。
友だちの妊娠報告に自己嫌悪になったり、妊婦さんを見ると嫉妬心を抱いたり、旦那さんの非協力的な態度にイライラしたり…など不妊ストレスがたまっていきます。
妊娠できない焦りによる不妊ストレスは、
「妊娠すればこの苦しみから抜け出せる」
「義理の両親に面目が立つ」
などと、本来の「赤ちゃんが欲しい」という純粋な目的から逸脱してしまいます。

「赤ちゃんが私を幸せにしてくれる」
という誤った焦りを生み出すと、夫への感謝を忘れ、夫婦愛の欠如を招いてしまいます。
妊娠できない焦りは、人生の目的が『妊娠&出産』であるかのような錯覚と、妊娠できない劣等感を増幅させます。
しかし考えてみてください。赤ちゃんがいない夫婦が、子供のいる夫婦と比べて劣っているでしょうか?
いいえ、そんなことありません。
赤ちゃんがいる夫婦が幸せとは限らないからです。

「赤ちゃんを望んでいる」ということは、すでにひとつ目の幸せをつかんでいるわけです。旦那さんと出会え、相思相愛になったから結婚したわけで、赤ちゃんを授かることが目的ではなかったはずです。

旦那さんとは、よりいっそう絆を深めようとしているでしょうか。
いま『赤ちゃんができない時期』というのは、夫婦ふたりで協力しあったことが、今後の難題にぶつかったときかならず役立ちます。

出産後に育児が辛くなったとき、いまこの期間のことを思い出すでしょう。やっと赤ちゃんを授かったときの歓喜や、励ましあった仲間の言葉が勇気を与えてくれるでしょう。

そういう意味で、ベビ待ち期間は無駄ではないのです。
つらく、うまくいかない時間は長く感じますが、これほどまでに人間的な成長を遂げられる時間はないと思います。

「妊娠すれば幸せが待っている?」
いえ、現実はそれほど甘くはありません。多くの女性は妊娠すると、悪阻(つわり)がはじまります。出産後にはマタニティブルーが起こることもあるでしょう。
そのときに、気づきます。慣れない育児に追われるたびに、「妊娠する前にもっと夫婦の時間を持てばよかった」「自由な時間を楽しめばよかった」と、何度も感じることになります。
今しかできない時間の楽しみ方があります。
「なかなか妊娠できないこと」は、マイナスだけではないのです。

すこし個人的なお話に付き合ってください。
ぼくの両親は、結婚して10年ものあいだ子宝に恵まれませんでした。
ようやく生まれたにもかかわらず、仮死状態で出産。
産婆さんは「これはもうダメだ」と匙を投げました。
母は10年も子供ができなくて悩んだけど、思えば長い間できないのも意味があるのです。いまから50年も昔の時代は、子どもが生まれないだけでお姑さんや小姑さんから虐められました。それが当たり前の風潮でした。その時代に、10年も耐えたのです。そうとうな修行だったと想像できます。

そして、ようやく授かった長男が仮死状態で生まれた。そのショック、いかばかりでしょうか。
ぼくはこのときの逸話を、小学生の頃から何度も聞かされて育ちました。
それがぼく自身の、人格形成の礎となったのは間違いありません。
母の父は、祖父の代からの敬虔な神主で、母は10人兄弟の長女。上に4名の兄がいて、そのうちふたりは修行者でした。
血筋というのもありますが、少年期から精神鍛錬をはじめて、成人すると母方の修養所を尋ねて、3年間の苦しい修行を経験しました。
もしぼくが高齢出産で産まれていなかったら、もし仮死状態で生まれて来なかったら…こうした精神力は授からなかったでしょう。

なかなか授からなかった待望の赤ちゃんに、お母さんは強い愛情を与えようとするでしょう。
高齢出産ということは、友人はすでに出産を終えていますから、子育ての相談ができますよね。自分も年齢的に多くの経験をしてからの子育てなので、若いお母さんに比べて落ち着いて子育てができます。
遅ければ遅いなりに良い点もあります。だから焦らなくても大丈夫!

ところで、日本の第1子出生時のお母さんの平均年齢は30.4歳らしいです。
平均年齢は2011年に初めて30歳を超えて、2012年は30.3歳、2013年は30.4歳と、上昇傾向にあります。約30年前の1985年は26.7歳でしたから、かなり上昇しましたね。
ちなみにイギリスは女性の初出産の平均年齢が30歳を超え、日本やオーストラリアと同じ水準となりました。これはヨーロッパでもっとも高く、アメリカ(25.8歳)と比較すると突出して高い年齢です。

じつは、年を取った親から生まれた子どもの方が、全般的に健康状態が良好だというデータがあります。それは、ニュージーランドの研究者が実施した調査です。初出産の平均年齢が上昇しており、50代でも出産する女性が増えているので実施された研究でした。
平均年齢46歳の男性70人を対象に研究を行いました。その結果、親が年を取ってから生まれてきた子どもは46歳になった時点で、血圧が低く、コレステロール値やグルコース代謝も良好だったのです。糖尿病のリスクが低く、太り過ぎの中年男性でも同様の傾向だそうです。

さらに、ロンドン大学らの研究調査でも、40歳以上の女性が出産した子供は、肉体的にも健康的にも良好だと主張しています。
それらの研究によると、高齢出産での子供は、20代の母親の子と比べて、3歳までに怪我をする確率が22パーセントも低いんですね。また入院する確率も3分の1程度。さらに親子喧嘩も減ることから、情緒的に安定している傾向が見られた、というのです。なんと、いいことずくめですね!

かつて高齢出産の女性は、出産時の流産や子宮外妊娠、ダウン症など遺伝子疾患を発症するリスクが高くなる、と警告されてきました。
さらに高血圧とか糖尿病、また胎盤の異常も増加する、と。
40歳を超えた出産の場合、流産のリスクが3倍になる、というのが定説でした。

こうしたリスクは、女性の年齢だけが要因ではありません。高齢男性を父親に持つ子どもも、遺伝子疾患をはじめ自閉症や統合失調症などの発達障害や、アルツハイマーや心疾患を発症するリスクが上昇するといわれています。 これは精子の質が老化に伴い劣化することが原因でしょう。

睾丸内の細胞は16日ごとに分裂し、各細胞内のDNAがコピーされて新しい精子に与えられる。このDNAのコピーが、ときに間違いが起こる。
男性は年を取ると、DNAコピーの精度が徐々に衰え、遺伝子に変異がある精子の数が増え、もしその精子が卵子と受精されると、生まれてくる子供に何らかの問題が発症する可能性が生まれる。

というのが、いままでの通説でしたよね。
しかし前出のオーストラリアやイギリスでの研究は、その定説を覆す結果です。
出産年齢が上昇している現代において朗報ですよね。

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