マタニティウェアっていつ買うの?何を用意するべき?【看護師が解説】

マタニティウェアをご存知ですか。

妊娠中、体形が変化した時に着る妊婦さん用の洋服です。

あれば便利かもしれませんが、必ず着なければならないものでもありません。

短期間しか使わないものですし、手軽に安いもので…と思いつつ、おしゃれも楽しみたい!など人それぞれでしょう。

今回は3人の母である筆者がマタニティウェアについてお話しします。

マタニティウェアとは?

妊娠 妊婦

簡単にいうと、妊娠中に着る妊婦さん用の洋服のことです。

実際には、どのようなものでしょうか。

マタニティウェアの意味は?

現在、日本でマタニティウェアは、「妊娠中に着る洋服」という意味が一般的。

しかし、マタニティとは英語で「母性」「母親らしい」「母親の、妊婦の」などの意味があり、妊婦という意味ではありません。

ウェアの意味が洋服であることは有名ですが、英語でマタニティという言葉だけでは、妊婦であると伝わらないことも覚えておきましょう。

ちなみに、英語で妊婦用の服のことは「マタニティドレス」と言われることが多いです。

妊娠中の体形は、どう変化する?

妊娠中の女性の体はお腹が大きくなるだけでなく、授乳に備え胸も大きくなります。

しかし、肥満で体が大きくなるのとは違い、他の体のパーツはほとんど通常通りなので、特徴的な変化にあわせた服が必要となります。

普通の洋服とどこが違うの?

妊娠中の体の変化にあわせ、お腹や胸まわりにゆとりをももたせ、ウエスト部分を締め付けないようゆるくゴムにするなどの工夫がなされています。

また、マタニティウェアにも様々な種類があり、洋服の種類によっても構造は異なります。

ワンピースタイプ

ウエストがないものが多く、お腹を圧迫しないのでマタニティ服としては、昔からよく見るデザインですね。

お腹の部分にゆとりがあるように作られているものが多いです。

また、マタニティウェアではなくとも、ゆったりとしたワンピースをそのまま妊娠中も着ているという方もいます。

一着で上下セットなので、安くすませたいという方にもお勧めです。

トップス

前面の部分にゆとりがあるデザインが多く、お腹や胸が大きくなっても、体形をカバーできるようになっているものが多いです。

また、胸の部分にファスナーやボタンをつけ、産後の授乳時に授乳口として使えるようになっているものも。

ボトムス

パンツの場合は、お腹の部分だけ伸縮する生地で作られていることが多く、スカートの場合は、ウエストがゴム部分であるものがほとんどです。

下着類

ショーツは大きくなったお腹を臍まで覆う、大きいものが多くなっています。

ブラジャーは産前のものを使っている方も多いですが、サイズの変化や、お腹や胸の圧迫が苦しくなることもあり、産後の授乳に備え、ゆとりのあるゴムなどでつくられている授乳用ブラジャーをつける方もいます。

産後も着られない?

マタニティウェアというと、妊娠中のみの服というイメージですが、現在では妊娠中や産後の授乳中にも着られる服が増えてきました。

デザインによっては、妊娠出産関係なくずっと着られるものも。

実は、筆者は3人目が卒乳後1年以上経ちますが、普段着のトップスの半分は授乳服。

普段着と兼用できるデザインなのもありますが、育児中の方用に作られているので、すぐ洗えますし、動きやすいので愛用しています。

マタニティウェアはいつから?

妊娠が判明したけど、マタニティウェアは買った方がいいのか迷う方もいるでしょう。

個人差が大きいのですが、ひとつの例としてお話しします。

必ず用意しなきゃいけないの?

マタニティウェアは必ず用意しなければならないものではありません。

代用できるものも多く、あれば便利!というものが多いです。

出産前後に病院でも使用する妊産婦用のショーツなどは、病院から持ち物が指定されるなど、用意しなければならない時もあるかもしれません。

しかし、マタニティウェアを全てそろえないと…と思う必要はないでしょう。

お腹が膨らむ頃からでいいの?

マタニティウェアというと、大きなお腹をカバーするというイメージがありますよね。

もちろん、お腹をカバーする意味もありますが、お腹を圧迫しないという目的もあります。

マタニティウェアは、いつから着るという決まりはありませんが、お腹が膨らむ少し前でも良いかもしれません。

見た目にお腹が出ていなくても、座った時など通常の洋服だとお腹が圧迫されやすいです。

また、お腹がほとんど目立たない妊娠初期でも、悪阻などで体調を崩し、お腹を圧迫しないマタニティウェアが楽であるため、早めに着ているという方もいます。

お腹の膨らみや体調は個人差が大きいので、苦しく感じないかなどよく考え、いつから着るかを考えましょう。

マタニティウェアの選び方

では、自分にあったマタニティウェアはどのように選べば良いのでしょうか。

ライフスタイルや季節によっても異なりますよね。

自分にあったものを選べるよう、いくつかポイントを紹介します。

外出するなど生活パターンにあったもの

最近は妊娠中も外で仕事をされる方が増え、マタニティ用のスーツなども増えてきましたよね。

妊娠中、仕事に行くのか、自宅で過ごすことが多いのかなど、必要なマタニティウェアを考えましょう。

また、妊娠後期のお腹の膨らみは個人差が大きく、なってみないとわかりません。

トップスなどは通常のゆったり気味の服でも大丈夫だった方もいれば、マタニティ用が必要だった方など様々です。

今あるものが着られる方は、必要となったら買うのでも良いかもしれません。

人にもよりますが、お仕事されている場合、パンツはデザインによっては、普段着と兼用できるものを二着前後用意するだけで大丈夫かもしれません。

お腹を圧迫しないようパンツだけは、早めにマタニティ用を購入し、トップスは手持ちのもので代用してみるのも良いでしょう。

季節にあわせて

出産予定日により、お腹の大きい季節は異なります。

お腹の大きい時期に冬だった場合、マタニティ用のコートが必要な方もいれば、個人差もありますが、夏生まれの場合などは、冬はお腹もまだ目立たずに、マタニティ用のコートは全く必要性を感じなかったという方もいます。

また、季節によって必要な服も異なりますが、マタニティウェアの購入を考える頃は、出産の半年ぐらい前かもしれません。

例えば、ショーツなどは通年使えますよね。

しかし、妊娠が判明した頃に嬉しくて買ったマタニティ用のトップスが、初期は全くお腹が目立たず着なくなってしまい、次の年の同じ季節には出産後だったという話もよく聞きます。

特に妊娠初期に買う場合、産後にも使えるものなら良いですが、本当に今これは必要か(来年の今頃は妊娠していない)と考えると良いでしょう。

通年使えるものにして第二子以降も使いたい場合

夏冬兼用にして、第二子以降も使いたい方も多いでしょう。

第二子の出産時期が第一子と異なると、用意する洋服も変わりますし、できたら通年使えるものが良いですよね。

マタニティ服にも、夏冬により厚手や薄手などの素材がありますが、中間的なものを選び、インナーや羽織るもので調整するのもお勧めです。

上からカーディガンやパーカーを羽織りやすいデザインの服を選ぶと季節を問わず着やすいでしょう。

また、気温によって、パンツの下にレギンスやタイツをはくことでも調整可能です。

産後に使えるか(授乳口の機能があると良い)

最近では授乳口付きのマタニティウェアも多く、産後にも使用できるのがあり便利ですよね。

デザインも普通の洋服と変わりなく、妊娠中でなくても着られるものが増えています。

また、産後も使う場合、赤ちゃんのお世話をしながら使用することを考えて選びましょう。

授乳口付きはもちろんのこと、洗いやすく動きやすいものがお勧めです。

ちなみに、筆者も卒乳後1年以上たっても着ているマタニティ用のトップスがあります。

それだけデザインも通常の洋服と変わりなく、外出用としても着られるものも多いので、赤ちゃんのお世話以外での通常の服として着られるかを考えてみましょう。

コスパはどうか

マタニティウェアは着る時期は短いので、出来るだけ出費を抑えたいという方が多いですよね。

一着千円前後のプチプラのマタニティ服も販売されています。

もちろん、安いにこしたことはないですが、全てではないものの、どうしても安いと痛みやすいことも。

出産後も着ることを考えて、もう少し値段が高くても、長く着られるのを選ぶ考えもあります。

第二子以降も考えていて、マタニティ服の使用期間が長そうだから、しっかりした自分の納得するものを選ぶのも良いでしょう。

また、子どもは一人と決めていて、今だけだから…と着られればいい、と値段だけで選ぶのもひとつの考え。

短い妊娠期間、思いっきり贅沢しておしゃれもしたいという方もいるでしょう。

自分にあった方法を選びましょう。

マタニティウェア紹介

実際には、どのようなものがあるのでしょうか。

代表的なものを紹介いたします。

デザイン性があり、産後の普通の洋服として使用しやすいもの

・Sweet Mommy マタニティトップス 授乳服 シフォン×ストレッチレース

レースのデザインで可愛らしく作られています。

もとからゆったりとしたデザインなので、出産後の普段着としても良いかもしれません。

もちろん授乳口付きで、洋服のデザインの一部となっているので、授乳口として目立ちません。

仕事着として…

・ANGELIEBE エンジェリーベ マタニティパンツ・ストレッチ・ジョーゼット生地

マタニティ用のパンツです。

少ししっかりとした印象になります。

人にもよりますが、仕事着としても普段のお出掛け用としても良いでしょう。

あると便利な一着かもしれません。

https://www.angeliebe.co.jp/disp/CSfGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=9486

とにかく着られる安値なマタニティ服を…という場合

・Blume 授乳口付き・マタニティワンピース

ワンピースなので、上下セットという考えで2000円ほど。

寒ければ、上に何か羽織る、インナーなどで調整すると良いでしょう。

多少のプチプラ感があるかもしれませんが、一時期のもの…という考えもありかもしれません。

どこで買うのがいいの?

では、マタニティウェアはどこで買うのが良いでしょうか。

現在はネット通販も多くありますが、やはり実際に触って試着して店舗で買う方が安心という考えもあります。

また、悪阻などの体調不良、切迫流早産などによる安静指示などで、外出できない場合も。

そうなると、やはりネット通販は便利ですよね。

自分の状況にあわせて考えてみましょう。

そもそも、マタニティウェアはどこに売っているの?

ネット通販の場合は、検索で見つけやすいですが、実際に店舗に行く場合は迷いますよね。

筆者も第一子の時に、マタニティ服の専門店?婦人服?赤ちゃん用品店?とどこに売っているのか迷った記憶があります。

もちろん、お店にもよりますが、西松屋や赤ちゃん本舗などの子ども用品の量販店にもおいていますし、デパートの子ども服のブランド品店にも売っています。

全てではないですが、婦人服よりは赤ちゃん服のお店よりでしょうか。

もちろんマタニティ服専門店もあります。

ネット通販のメリット

実際に、店舗に行かなくて良いので体が楽です。

安静指示や、体調不良で外出できなくても購入できます。

小さい子がいる、働いていて時間がないという方にもお勧め。

また、ネットショップは色やサイズ違いなど、簡単に検索できるのも便利ですよね。

欲しい商品があった場合、同じ商品を他のネットショップでも簡単に検索でき、一番安いお店を探すこともできます。

ネット通販のデメリット

やはり実際に、商品を手にとって確認できないことでしょう。

写真で見たのと色合いが違う…こんなに薄い生地だった?など、あとで後悔することも。

最近は、即日配送のものも多いですが、配送に時間もお金もかかってしまうことがあり、欲しい商品がすぐに届かないのも難点です。

また、パンツの裾上げなど、直しが必要な場合は、実際に試着してみないとわからないことが多く、ネットでは対応が難しいこともあります。

店舗での購入のメリット

実際に、商品を手に取って確認できることでしょう。

色合いや生地の触り心地などは、実際に確認した方が安心です。

また裾上げなど、自分のサイズに直してもらうこともできます。

欲しい商品以外にも、様々な商品を目にすることができるので、外出としての気分転換にもなります。

店舗での購入のデメリット

前述の通り、実際に店舗に行く必要があるので、何かしらの事情で外出しにくい方には大変です。

また、色違いやサイズ違いを探す場合、ネット検索の方が簡単という場合も。

他の店と比べたい場合は、いくつか店舗をまわることになり、距離があると大変です。

自分にあった購入方法の選び方

ネットショップや実際の店舗にも、様々なお店があり迷いますよね。

自分が欲しいものは何か、どこで売っているのか、外出できる状況か、など考え自分にあった方法を選びましょう。

買いに行きたいけど、時間が…体が…という場合は、後で買いに行けば大丈夫なものか、今必要か。

頑張って外出するのではなく、ネットで気軽に買い物できた方が楽なのか。

小さい子がいて…という場合は、預けて出掛けるという選択肢もありますが、自宅安静指示の場合は無理ですよね。

赤ちゃん用品店などは、ワクワクして行きたい気持ちもわかりますが、どちらが自分にとって良いか考えてみましょう。

まとめ

  • 妊娠中の女性向けに、お腹をカバーする、圧迫しない作りのマタニティウェアがある。
  • トップスはお腹の部分にゆとりがある作りになり、パンツはウエスト部分だけゴムになっているものが多い。
  • マタニティ服はデザインや作りによっては、普通の服で代用することもできる。
  • マタニティ服を選ぶ場合、ライフスタイルや季節によって自分にあったものを選ぶ。
  • 産後も使用できる授乳口付きのマタニティ服や、通常の服のデザインと同じようなマタニティ服もあり、長く使用できる。
  • ネット通販や店舗など様々なところで、マタニティ服を購入できるので、自分の体調や希望など考え、購入先を選ぶ。