ママのお腹の大きさ(腹囲、子宮低長)と赤ちゃんのサイズ
ママの腹囲や子宮低長は妊婦健診の時に毎回測定します。
妊娠中は体重が増えやすいので、腹囲や子宮低長が急激に増加した場合は、体重が増えていないかをチェックし、体重管理に気をつけましょう。
赤ちゃんのサイズは超音波検査(エコー検査)で測定しますが、正確に推測するのは難しく実際の数値と大きく異なることもあります。
妊娠中は神経質になりやすいので、小さな数値の増減が気になってしまうこともありますが、医師から注意や指示がなければ様子を見ましょう。
気になるときは必ず医師や看護師に相談しておきましょう。
ママのお腹の大きさ(腹囲や子宮低長)について
体格に個人差が大きくあるように、子宮底長や腹囲もその人によって大きく変わってきます。
背が高かったり骨盤が大きな人は、おなかが出にくい傾向にあり、背が低く買ったり骨盤が小さい人はおなかが出やすい傾向にあります。
小柄な人は中期を過ぎるとお腹がどんどん大きくなり、皮膚がそのスピードについて行けず、妊娠線がたくさんできてしまうこともあります。
パパが生まれた時に大きかった場合や、現在体が大きな場合は、赤ちゃんも大きくなることもあります。
子宮底長や腹囲は測る人によって、大きく誤差が出ることもあります。
体重が増えなかった時は脂肪が減少したために、腹囲や子宮底長も増えない事や減る事もあります。
急激に増えた時や、腹囲が1メートルを超えている時は妊娠高血圧症候群などに注意が必要です。
減ったり増えたりすると、赤ちゃんが心配になるかもしれませんが、何らかの異常がある時は医者から注意や指示があるので、あまり心配し過ぎて神経質になりすぎないようにしましょう。
心配な時やおかしいと思ったら医師に相談しましょう。
赤ちゃんのサイズについて

ママのお腹のサイズや出生体重に個人差があるように、お腹の中にいる赤ちゃんの大きさもみんなが同じわけではなく、その子によって成長するスピードや大きさは変わってきます。
またエコーで算出する推定体重も正確に測れるわけではなく、時には±500g(予定日近く)ぐらいの誤差が出てしまうこともあります。
推定体重が前回の健診よりあまり増えていないこともあります。
赤ちゃんが染色体の異常や心臓や神経系の病気などで、標準より小さいこともありますが、その場合はじめから小さいことが多いです。
妊娠高血圧症候群や胎盤の機能が低下した時に、赤ちゃんに栄養がいかなくなるため成長ができなくなってしまうこともあります。
体重の伸びが標準範囲内の枠を下回り、どんどん離れていくような時は注意が必要です。
ママがカロリー過多の時や糖尿病などの時は、赤ちゃんが大きくなることもあります。
そうでない時もママやパパからの遺伝で大きくなることもありますが、大きいから必ず難産になるわけではなく、ママの健康状態や骨盤、産道の状態によって変わってきます。
大きいからと心配し過ぎないようにしましょう。
食べすぎでママの体重が急激に増加した時はしっかり体重管理をして気をつけましょう。
何らかの異常があるときは、医師の指示や注意があると思いますが、気になった時や不安な時は必ず医師に相談しましょう。
胎児の平均体重曲線
約8割の赤ちゃんが標準範囲内です、が範囲外でも異常という訳ではなく、問題のある場合と、ない場合がるので心配な時は医師に相談しましょう。
エコーでの推定体重は頭の大きさや胴体の大きさなどから計算します。
頭が大きな子や胴体が太い子など、その子によって体格は様々なので、大きく誤差が出ることもあります。
その数値が正確という訳ではないので、医師から指示や注意がなければ目安程度に考え、あまり心配し過ぎないようにしましょう。
出産後の成長もその子によって様々で、大きく生まれてもなかなか成長しない子もいれば、どんどん大きくなる子もいます。
小さく生まれた子も同様に、ずっと比較的小さめな子もいれば、生まれたとたんどんどん成長していく子もいます。
一人目と二人目の体重について
一人目より二人目の方が子宮が伸びやすくなっているので、出生体重が多い傾向にあります。
3人目は二人目と同じくらいか減ることが多いようです。
一般的にそのような傾向があるだけなので、すべての人にあてはまるわけではありません。
一人目は順調で二人目も同じような妊娠生活でも、二人目が小さいこともあります。
ストレスや疲れなど生活環境や体の健康状態などでも変わってきます。
健診で気になるのは自分の体重と、赤ちゃんの体重だと思います。
妊娠中はホルモンの影響で神経質になっているので、気にし過ぎてしまうことがあります。
赤ちゃんの体重が心配な時は、健診の時などにしっかり医者に聞き、不安を取り除いておきましょう。
ママの体重はつわりやホルモンの影響などで増えすぎたり、急激に増加することもありますが、可愛い赤ちゃんの為、自分の為に頑張って体重管理をしましょう。